節約に有効なポイントサービスとして有名な楽天ポイント、私も利用しています。
決めたポイント還元率もそうですが、ズバリポイントの使いやすさでした。
ポイント稼ぎに関する記事はよそでも多いので、今回は使うことに焦点を当てて説明していきたいと思います。
- 1. 楽天の各種サービスで使える
- 2. 楽天Payなら街中でも使える
- 3.楽天経済圏における通貨
- 4. 通常ポイントの使いどころ
- 5. 期間限定ポイントの使いどころ
- 6. 支払サービスを利用した方が得な理由
- 6.4. 小技
- 7. まとめ
1. 楽天の各種サービスで使える
お買い物サイトである楽天市場を筆頭に、
* 電気
* スマホ
* 証券
と普段使い続けるサービスをポイント支払えます。
ポイントサービスの罠であるポイントを使い切りたいがために不要な買い物をしてしまうことを避けやすいです。
また、上記のサービスを利用することでポイント還元率が苦労せずに上がることも見逃せません。
2. 楽天Payなら街中でも使える
当方、東京都内在住なのですが。 楽天Payが使える店は多いです(2020/10現在)。
私が良く使うお店を例に挙げます
店名 | 種類 | 備考 |
---|---|---|
OKストア | スーパー | 安くて有名なスーパー。現在は現金同等の割引サービスあり。 |
ファミリーマート | コンビニ | ポイントカード併用で二重取り可能。 |
デイリーヤマザキ | コンビニ | ポイントカード併用で二重取り可能。 |
くすりの福太郎 | ドラッグストア | ポイントカード併用で二重取り可能。 |
都内はコンビニが多いのでポイント二重取りできるファミマとヤマザキに絞ってもあまり困りません。
OKや福太郎のような安価に品物を提供してくれているお店で使えるのもうれしいです。
ポイントを消化するために割高なお店で買うと本末転倒になってしまいますしね。
個人経営の飲食店等はPayPayの方が対応店が多い印象ですが、ここまで使えれば普段使いには困っていません。
また、1円から使えるところも非常に良いです。
3.楽天経済圏における通貨
楽天経済圏で登場するお金を一旦整理。
名称 | 使用期限 | ポイント還元対象 | 説明 |
---|---|---|---|
楽天カード枠 | 無期限 | ほぼすべて | つまるところお金。 |
通常ポイント | 実質無期限 | 制限あり | 準現金。利用可能なところが多い。 |
期間限定ポイント | 1.5ヶ月~数ヶ月 | 制限あり | 利用可能な場所が限られる。 |
楽天キャッシュ | 実質無期限 | (楽天Pay) | 楽天Payで使用できます。 |
還元率が高いのは楽天市場でのクレジットカードでの購入になります。
カード払い限定のボーナスがあるため、楽天市場では可能な限りクレジットカードで払いたいのです。
これをふまえて、通常の利用で溜まっていく通常ポイントと期間限定ポイントの良い使い方を説明します。
4. 通常ポイントの使いどころ
基本的にはポイントで支払いサービスに充てます。
(ポイントで支払いサービス)
このサービスを使うと、クレジットカードの引き落としを通常ポイントで支払うことができます。
毎月支払いが確定した12日~24日(ぐらい)の間に手動で手続きをするのが手間ですが以下のメリットがあります。
- ポイントで払ってももらえるポイントは減らない
- 基本的に「もらっているポイント<使った金額」なので無駄遣いは発生しない
実質現金との交換ということです。通常ポイントは基本的にはここで使っていきます。
一応月の上限で30,000円とか50,000円とかありますが、30,000円通常ポイントをためるには1,000,000円以上は使わないといけないので深く考えなくても良いでしょう。
また、楽天証券で投資信託を積み立てている場合は、ポイント投資で通常ポイントを利用するので毎月1ポイント分はこちらに通常ポイントを確保しておいてください。
楽天証券で投資信託を購入する際に500円分以上購入し、かつ支払いのうち1円分以上を通常ポイントで支払うとその月のポイント還元率が1%増えます。
楽天証券は手数料も安く、良い投資信託がそろっているので最高水準の環境で資産を積み立てながらついでにポイントももらえてしまいます。
5. 期間限定ポイントの使いどころ
期間限定ポイントは残念ながら先ほどのポイントで支払いサービスでは使えません。
よって「期間限定ポイントでも支払えるサービス」、「支払方法で還元率の差が大きく生まれない箇所」で利用することになります。
また、「ポイントを1円分使う=現金が1円浮く」という点に注目してください。
もっともうまくつかう基本方針は、「どうしても払わなければならないものに対して優先で使う」です。
5.1. 楽天系サービスの支払い
楽天系のサービスでは支払いに期間限定ポイントを利用できるものがあります。
これらは、クレジットカードでの支払いの前に解決されるため、その分クレジットカード利用分のポイントがもらえなくなりますが、
実質現金との交換にあたるので効率が良いです。
以下のサービスはポイントで支払いが可能です。
どちらも自分の利用条件にハマれば、ポイント還元を除いてもお得に利用できるサービスなので条件に合うなら検討しても良いでしょう。
5.2. 楽天Payの利用
楽天Payは楽天キャッシュや各種ポイントで支払った場合、利用金額の1%(端数切捨て)が還元されます。
楽天キャッシュに関してはカードからのチャージ時に0.5%の還元がありますが、楽天市場での利用に比べると差は小さいです。
また、楽天ポイントカード対応店では楽天ポイントカードを見せれば楽天Payでの支払いでもさらに1%の還元が受けられるのでなかなか良い利用法だと思います。
PayPayと比べると利用時の還元率があまり頑張らなくても良いのはうれしいですね。
5.3. 楽天市場で利用
楽天市場での買い物は、楽天カードで支払った場合が最も還元率が高いため基本的には、その他の支払いの必要な個所でポイントを消費して、市場ではカード払いを最優先するのが良いです。
とはいえ、どうしても余ってしまう分に関しては、必要な物を買う分には楽天市場で購入してしまうのは良いといえます。
ポイントを消費したいがために無駄に物を買うのはNGです。
ちなみに私のオススメは、値段を比較する必要が基本的に不要な電子書籍です。
5.4. Google Playギフトコードの購入
Androidユーザーにオススメなのは、Google Playギフトコードの購入です。
ギフトコード認定店経由では楽天ポイントを使用してGoogle Playギフトコードを購入できます。
ちなみに、コンビニ等でGoogle Playギフトカードをはじめとする金券を購入する際は楽天ポイントは使用できないのでこれはすごいお得です。
しかもSPUの対象なのでポイントもつきます。
AndroidでYoutubeプレミアムなどの定額サービスを利用しているならば、それの支払いをギフトコードを購入して行えば無駄になりません。
1円以上カード払いを含めなければならない、一定期間内には購入上限があるなどの制限はありますが期間限定ポイントを消費する分には十分過ぎると言えます。
とは言えSPU対象ということでカードで払った方が得であることは変わりないので、ほかに必要性の高い支払い、カードでも還元率が高くない支払いがあればポイントはそちらを優先してください。
6. 支払サービスを利用した方が得な理由
例として1,000円分、ポイントで支払いサービスを利用した場合と、1,000円分を楽天市場で使用した場合の比較を行います。
6.1.SPU条件
例として私の満たしているSPUの条件を以下に挙げます。
支払い方法によらずポイントがつく分
名称 | 還元率(%) |
---|---|
楽天市場 | +1 |
楽天モバイル | +1 |
楽天証券 | +1 |
楽天市場アプリ | +0.5 |
楽天市場Kobo | +0.5 |
合計で4%。
カード払いでのみポイントがつく分
名称 | 還元率(%) |
---|---|
楽天ゴールドカード | +4 |
楽天銀行 | +1 |
合計で5%。
すべて合わせて$4+5=9$(%)の還元となります。
6.2. 楽天市場で支払い
楽天市場で1,000円分の支払いをポイントで行った場合得られるポイントは、
$1,000 \times 0.04 = 40(円)$ となります。
1,000円分をポイントで払ったため、この分に関しては現金の使用は0円です。
6.3. ポイントで支払いサービスを使用
次に1,000円分の支払いをポイントで実施します。
不利な条件になるように、モバイルの支払いを1,000円分ポイントで支払います(期間限定ポイントも使える!)。
カードの請求が1,000円減るため, $1,000 \times 0.01 = 10(円)$分もらえるポイントが減ります。
ここで、浮いた1,000円分楽天市場で買い物をします。
この1,000円はカード払い(現金)なので$1,000 \times 0.09 = 90(円)$分のポイントが得られます。
以上から実質$90 - 10 = 80(円)$のポイントが得られます。
浮いた分の現金で払っているため、使用した現金は実質0円となります。
以上から、 $80 - 40 = 40(円) $ で同じ1,000ポイント + 現金実質0円でも、ポイント支払いサービスで現金を浮かせたほうが得られるポイントが多くなることがわかると思います。
6.4. 小技
SPUの個別のポイントはほとんど1%から0.5%です。
そのため、100円未満の端数をポイントで支払った場合は獲得ポイントに影響がありません。
カードの引き落とし金額の合計が減るので、引落時にもらえるポイントが合計金額の1%減るのでその分もらえるポイントは減りますが、
浮いた現金を次回の市場での購入に回せば1%より大きい還元が得られるので問題ないです。
ポイント獲得数を減らさず現金支払いを減らせるため、実質ポイントで支払いサービス同等の効果が得られます。
7. まとめ
楽天ポイントの使い方を総括します。
- 楽天ポイントは使いどころには困らない
- カードやサービスの支払いをポイントで行うことで無駄無く活用
- 必要の無い買い物はしない!
以上を踏まえて賢くポイントを使っていきましょう。