わくわく計算ライフ

ドムプラをキメつづけるブログになりつつある。

投信にする?それともE・T・F…?

毎度閲覧ありがとうございます。
節約おじということで、最終的に余った資金は投資に突っ込んでいるわけですが、今回年末を迎えるにあたり投資信託ETFのどっちが良いのかについて考える機会がありました。
今回はいろいろ考えて自分は投資信託に一本化しようと考えました。
その時の考えを共有したいと思います。

あ、年の為ですが、あくまで私見、当方ではこの情報に関してはなんら責任は負いませんのでご了承ください。
投資は自己責任で!(定型文)

それでは、レッツゴー。

1. はじめはETF一本にしようと思っていた

はじめはいろいろ調べて、SBIネット銀行の外貨積立 + SBI証券の米国ETF定期買い付けでETFを運用しようと思っていました!

1.1. ETF投資信託は中身大体同じ

ETF投資信託は中身的には大体同じで、投資信託自体が株式市場で直接リアルタイム売買できるよ!って商品ですね。
この理解だけだとどっちでもいいかなと思ってました。

1.2. ETFの方がコストが安い

調べると、ETFに関しては販売会社を経由せず市場取引されるため、その分コストが安いということがわかると思います。
特に最近はやりの優良インデックスファンドなどは、パフォーマンスが安定しているためコスト差がダイレクトに効いてくるので、コストが安いことが正義です。
買い付けの為替手数料もSBIネット銀行を使えば通常25銭を2銭まで圧縮でき、現在のドルレート(103円付近)で考えても0.2%程度圧縮できるのが強いよねと考えました。

2. 立ちふさがる為替差益

次に、ETFを運用していく上でどのような手間がかかるのかについて、いろいろ考えた「結果為替差益の処理がめんどい」なということに気づきました。

2.1. 為替差益の確定申告

米国ETFを低コストで買い付ける場合には米ドルを買う必要があるのですが、米ドルを買って最終的に日本円に戻した場合、買ったときと売ったときのレートが違うと差益がでることがあります。
1ドル100円の時に1ドル買って120円の時に売れば $120 -100 =20$円利益がでて、この分は税制上は「雑所得」となり、確定申告をして税金を納める必要があります。
これは、外貨で物を買う時には避けられないのですが、定期的に買い付けをする場合には現在自分が持っているドルの平均購入レートを把握して、売ったときのレートと比較して取引ごとに利益を計算しそれをまとめて申告する必要があり、これの回数が多いとめんどいよな…って話になるわけですね。

2.2. 為替差益発生のタイミング

税制上為替差益が発生するタイミングは、ある貨幣をその貨幣以外の物と交換したタイミングとなります。
なので、先ほどのように米ドルを売って日本円にしたタイミングはもちろんのこと、米ドルで米国のETFを買った瞬間にも発生します。
例えば、1ドル100円の時に米ドルを買って、120円の時に1ドル分のETFを買ったとしたらその際にも20円の為替差益が発生したことになります。
この場合の為替差益は年間為替取引報告書には記載されないので、ETFの購入時の履歴と、購入時の所有米ドルの平均取得単価を管理して報告しないとならないわけです。
年1回とかならいいですが、「ドルは毎週買うけど、ETFは端数が余るのがもったいないので月1で買う」みたいなことをやろうとすると面倒の極みな訳です。

2.3. 自分の都合と関係なくドルが買われるタイミングって

自分が直接注文を出してドルを買っている場合は自分で買っているのでそのタイミングで記録を取ればいいんですが、ETFを所有しているとファンドの分配金が入ってきます。
タイミングはもちろんファンドの都合なので、あらかじめ決まっているとはいえ自分が忙しい日とかで忘れたりすることもあるわけでこれもリスクになる可能性があるわけですよ。
小銭の申告漏れで脱税とかほんと勘弁なので。

3. 確定申告を避ける方法

調べたら無いわけでは無いのですが、手間を減らすという意味ではいまいちでした。

3.1. 年間20万未満に利益を抑える

いやいや、利益をいっぱい得るために、投資してるんだからその思考は無いでしょ。
ということで却下。 売るにしても円貨換算で安い時期は自己資金で耐えて売らずにいて、高くなったら売る調整をするはずなのでそもそも利益は伸ばす前提。

3.2. その日のうちに変える

外貨を得たその日のうちに円に換えるまたは、最低通過単位から帰るMMF等を購入して売却時は円建てで受け取れば税金の処理は証券会社側で完結します。
とは言え、その日のうちにってねぇ、こっちの都合で決められないので却下。 ETFの分配金を自動でMMFで受け取るサービスとかがあったらやるかもしれないですね。
仕組み上どのMMFが残るかなどの問題もあったりするのですぐにはこなそうですが。

3.3. プロにお任せする

税理士とかその辺の人に確定申告をお任せするってのも手ですね。
これは確定申告自体を避けるというよりは自分の作業を避けるという話ですが。
お任せしてプラスになるほどの資産形成出来たらいいですね…(遠い目)。

4. まとめ

最終的に最近の投資信託はコストが大分下がってきてETFとの差が大分小さくなって来たので、為替差益の確定申告が面倒くさくなったので投資信託にすることにしました。
差益の計算がめんどくさすぎる。

もし、ETFをやるとしたら

  • めっちゃ資産家になって少しでもコストを下げたくなった
  • なんか法改正されてこの手の為替差益の計算がめっちゃ楽な仕組みができる

辺りがきたらになりそうですね。まーしばらく先の話かなーと思いつつ、当面は投資信託で資産を積み増していこうと思います。
とりあえず、今年は副業もやってないし、為替差益も明らかに20万円行かないので一端Exitしまーす。