確定申告について、いろいろ解説しようかと思ったのですが、やっぱり冷静に考えるとケースバイケースで項目が多いのでふるさと納税に絞ります!
今回はワンストップ特例制度を絡めてお話しようと思います。
1. ワンストップ特例制度って?
ワンストップ特例制度というのは、確定申告の必要のない給与所得者(サラリーマン等)が、ふるさと納税の還付、減税を受けるために取ることができる確定申告以外の特例措置です。
ワンストップ特例制度を使えば確定申告の必要がなくなって簡単!ということらしいです。
2. ワンストップ特例制度の制限
ワンストップ特例制度は先ほどの「もともと確定申告が必要無い」という以外にも制限があります。
とうこの2つですね。
ここで、思うのは「これは簡単なのか?」という話です。
3. マイケースについて
ワンストップ特例制度の私のケースなのですが。
ということから、ワンストップ特例制度は使ったことは無いです。
でも、「仮に6回のふるさと納税のうち2回を同じ自治体にすれば、5自治体に収まるな」みたいな計算はしてみたことがあります。
が、結局意外と手間だなと思って普通に確定申告することにしています。
ワンストップ特例制度ではなく確定申告するに至った経緯について説明したいと思います。
4. どうして確定申告にしたか
4.1. 自治体に申請書を送るのが面倒臭かった
ワンストップ特例制度の申請用紙はふるさと納税時に自治体から送られてきて、それを自治体に送り返します。
なんというか、封書に住所手書きして、自治体によっては切手を貼って返送するのってめっちゃ手間じゃないですか?
1,2だったらいいんですが5だとね。最近手紙とかも出さないんで切手を買いに行くのもポストに行くのもめんどいんですよ(怠惰man)。
4.2. 申請書の締め切りが早い
例年1月10日(必着)ぐらいが締め切りです。
12月末とかに申し込んだやつは結構シビアですね。
確定申告なら3月15日とかまで大丈夫ですし余裕があります。
4.3. ちょっとなんかあると確定申告が必要
意外と、細かいことで確定申告した方が良い時があります。 [ 以下私の例
- 家庭内で医療費が10万を超えた
- 複数の証券会社で株取引を行って損益通算したい
- FX等で損益が出た
あとは、将来的には副業やろうかなと考えているのでその場合も確定申告が必要ですね。
ということは、慣れといて損は無いなって考えです。
副業始めた場合も学ぶのが差分だけで済むわけですし。
4.4. そもそも確定申告の申請が簡単
ふるさと納税するだけなら確定申告は簡単なんですよ。
会社からもらう源泉徴収票の値を入力して、あとはふるさと納税の自治体の住所と日付と金額を入れるだけ。
数年前から、自治体はリストボックスから選択式になっていて、住所は自動入力されるので、ふるさと納税の各種ポータルサイトの履歴見ながら入れればすぐ終わります。
また、自治体から送られてきた寄付証明書も税務署から要求されなければ提出の必要はありません(要求された場合の為に5年は保管しておきましょう)。
ちなみに、私は10年ほど一度も提出を要求されたことはないです。
e-Taxでポチポチすれば家から一歩も出ずに完了なんですよね。
5. ふるさと納税の申告部分抜粋
で、確定申告のふるさと納税の部分って簡単なんですよ。
5.1. 入力は寄付控除から
ふるさと納税は寄付の一種なので寄付控除から入力します。
5.2. 寄付情報の入力は簡単
ふるさと納税の寄付情報の入力は簡単です。
まず、寄付の種類としてふるさと納税を選択します(赤枠)。
すると、オレンジ枠のところにリストボックスが出現するので、これから寄付先を選ぶだけで、自治体名称と自治体の住所が自動入力されます。
寄付金額や寄付した日付は、利用したふるさと納税ポータルサイトの履歴から取ってくれば良いので簡単です。
これを、やった件数分入力するだけ。
提出時もe-Taxならば寄付証明書を税務署に送る必要は基本ありません。(あとで税務調査が入ったときのために5年は保管しておきましょう)
ふるさと納税以外特別なことをしていないサラリーマンであれば、あとは所得の項目に源泉徴収票の値を転記するだけなので全体含めても簡単だし、税務署に行かないことで感染リスク回避にもなるしで楽ちん。
ワンストップもこう、ポータルサイトから電子できたら使ったんですが、e-Tax使ってると確定申告覚えた方が楽ですよ!