わくわく計算ライフ

ドムプラをキメつづけるブログになりつつある。

【サイバーボッツ】ガードキャンセル周り

ランクマのマッチングがアレ(人が居るのに当たらない)だけど、プレマは入ってしまえばまあ快適に遊べるのでCFCでサイバーボッツやってます。
今回はガードキャンセル周りについて解説しようと思います。

1. リソース

基本的な情報について。
今回はやり方等は以下のリソースを参照していただき、そちらに書いてない補足情報等をお伝えしようと思います。

1.1. Wiki

まずは最近更新したサイバーボッツ攻略Wiki
やり方についてはこちらに動画付きで説明があるので参照ねがいたい。 gitlab.com

あと、この機会に海外勢が情報をまとめているMizuumiについても紹介。
テクニックのテキストやステータス計測値等が乗っている。 wiki.gbl.gg

1.2 Discordサーバ

日本人プレイヤー主体の主にCFC対戦募集目的サーバ。
攻略や質問なども適当に流れています。

discord.gg

海外プレイヤー主体のCyberbotsサーバ discord.com

2. 歴史

歴史って程では無いですが歴史を。

2.1. アーケード稼働当時

ガード硬直中にバックブーストを使えることはかなり有名で、これは多くのプレイヤーが知っていたところであると思います。
また、一部プレイヤーはガードキャンセルで出したバックブースト中に通常のバックブースト時に技を出せることを認識しており、必殺技を出すことで疑似的にガードキャンセルができることを認識していました。
ただ、サイバーボッツは当時からプレイ人口が少なく現在の様にインターネットが広範に発達していたわけでもないので、実戦に取り入れるプレイヤーはごくわずかでした。
使用されていた技も他のゲームのイメージに引きずられて必殺技を出すという使い方をされていたケースが殆どでした。

2.2. 現代サイバーボッツ研究期

2016年頃から一部プレイヤーの中でサイバーボッツの対戦研究が活発になり、そのころ凸Qさんが解析情報を出してくださいました。

このころから実戦運用がまともに考えだされるようになりました。

特に、ガードキャンセルバックブーストからはバックブーストと基本的に同じ行動がとれるという点から技術が整理され、

バックブースト>バックジャンプ>バックジャンプモーションをキャンセルして投げ

といういわゆるガーキャン投げが認識されるようになったことが大きいです。
当然ながら投げは全機体が持っていますし、発生も1Fなので理論上最速2Fで出るガーキャンを全キャラ装備となったのは大きいと思います。

3. ガードキャンセル補足情報

上記のWiki等の情報に加えた補足情報となります。
ガードキャンセル周りの研究はこれから進むと思いますのであくまで現時点での考え方の読み物として読んでいただければと思います。

3.1. 基本は投げ

ガーキャン投げはその発生から決まりやすく、突進技のに狙うシチュエーションでは間合いの条件もほぼクリアできるので優先度が高いです。
失敗しても漏れるのがバックジャンプであるためリスクが低いのもメリット。
弱点としては

  • ダッシュ投げに弱い
    基本的に初段を受けてから上に入れて狙うため。
    ガードに投げを狙われやすい。

  • 下段に弱い
    上に入力するため、ガード中も下段はガードできません。

  • 対空には使えない
    地上の相手しか投げられないので。致し方なし。

3.2. 次点はギガクラ

コマンドの関係上、しゃがみガードから出すことが可能であることと、対空にも使えるのは大きい。
ギガクラの性能差に依存するが、早いギガクラを持っている機体はかなり便利に使えること間違いなし。

3.3. ダッシュ攻撃

出しやすさは随一。
ただし、無敵があるわけでは無いので色々選んでいく必要がある。
バックダッシュゆえに一部例外を除くと下がりながら出ることも注意する。
逆に端背負い時ならリターンが出せることも多い。

3.3.1. 直接割り込み例

有名どころではガルディンのバーナー(bW 発生1F)が使える。
一応キャンセルガルバーニングまでは行けるのでガーキャンで4,5割減らしてくる可能性がある。
キャタピラ系のbLも結構発生が早いので使っていけそうなものもある。
密度の濃い技は相打ちになるが、逆に相打ちコンが狙えるかも???

3.3.3. 最終段にかける

密度に潰されない最終段にガーキャンを掛けて反撃する。
ジャッカルbLなどは好例で、サイバーEXがめちゃ長いのでその後連続技にも行ける。
有利フレームから射撃(W)を重ねて攻勢に転じるという使い方も良いだろう。

3.4. 必殺技

あらかじめ必殺技のコマンドの入力し、ガーキャン投げ or ガーキャンダッシュ攻撃と同じ方法で出す。
入力の忙しさの関係から基本的にはコマンドが後ろ方向で終わる技が推奨。

ヴァイスのH版Eプレッシャー(214H, 発生1F)や、ライアットのシャイニングアーム(421A, 発生7 or 9)、ワーロックエナジードレイン(37A)等が有用であろう。
リターンの大きさや、ガードさせた後の有利具合、対空に使えるかなどがポイントになる。

4. 下段通常攻撃の復権

サイバーボッツはいわゆる高速中段が無く。地上はしゃがみ、相手が飛んで居れば立ちで打撃は凌ぐことがほぼできる。
ただし、ブースト中は下段ガードが出来ないので、ガードキャンセルバックブーストやそれを出そうとしての早めのバックブーストに長めの下段が刺さる構図になる。
また、下段も通常技であればチャージキャンセルでフォローが利くのでガードに対してもあいこ以上が取れる。下段技の復権である。

こうなると、下段技を唯一持たないレプトスにこのハンディが重くのしかかるのではないかと思っている。