わくわく計算ライフ

ドムプラをキメつづけるブログになりつつある。

【書籍レビュー】限りある時間の使い方

たまに読む自己啓発本は良い(9割クソだけど)。
ということで、昨年末に読んだ2022年でも結構話題になった本を紹介。

1. 基本情報

項目 内容 説明
出版社 かんき出版 この手の本はいろんなところから出るので良くわからん。
初刷日時 2022/6/20 手元の本は初刷。
ページ数 290 巻末に別途参考文献一覧あり。

2. 購入動機

人間、時間は足りないというのでタイムマネジメント系はちょくちょく読む。
ただし、この後ぶん殴られるとは知る由もなかった…。 この手の本では珍しい切り口の本なので読んでおいていいんじゃないかなという感じです。
あ、メンタルが弱い人は読むとぼこぼこにされるので気を付けた方が良いかもしれません。

3. 書籍概要

「むちゃくちゃ残念なお話ですが。時間は足りません。どうしても無理!」
みたいなところが主題かつスタートという絶望的な本。
この時点で誰かになんとかしてもらおうという他力マインドのメンタルよわよわマンはブッ〇オフに駆け込んでしまうかもしれません。
しかし、売ったところで300円程度と心の一時的な平穏が戻ってくるだけなので、吐きながら読んだ方が良いと思います。

3.1. 足りない前提での戦略の提示

やりたいことだけやったとしても時間が足りないという前提なので、基本的にはその中でも本当にやりたいことを絞っていけ的な話がメインです。
やりたいことだけでも足りないのだからやりたくないこと(とは言えやる必要があることはやる)はなおさら避けろという主張です。

3.2. タイムマネジメントあるあるにも言及

効率化すると時間が空くはずが「アイツ、効率的だからもっと仕事押し付けようぜ!」みたいになって永遠に時間が出来ないあるある現象にも言及。
兎に角読んでて「あ~あ~」ってなります。はっきり言って不快だと思います。
しかし、不快さから目をそらしてはいけない。

3.3. とにかく読者を殴ってくる

「忙しく仕事をしていることで、何かを成し遂げた気になっている」とか
「完成させないことで、実は完成させてみたら案外しょぼかったという事実から目を背けることができる」など
多彩な言葉で読者のメンタルを殴ってきます。
著者は多分FF2が好きで、HPを減らすと最大HPが増えると思っている節があります。

4. どんな人に向いている?

・自分にやりたいことがあると思っている人
・時間の作り方では無く使い方に着目したい人
・エセ完璧主義者
・なんでも他人のせいにする人

にはとても刺さる本だと思うのでおススメです。
300ページぐらいなのでサクッと読めますし。

まぁ上記後半の方々は読むと不快度が別段高いので読まないでしょうね…(読んだ方が良いタイプだと思うけど)。
あと、帯に「ひろゆき絶賛」とか書いてあると個人的には買いづらかった。
通販で良かったですね(白目)