わくわく計算ライフ

ドムプラをキメつづけるブログになりつつある。

【EVO Japan2024】サイバーボッツ大会 総括

去る2024/4/28 EVO Japan 2024にてサイバーボッツのトーナメントを含むサイドイベントを開催させていただきました。
まずは、簡単ですが参加者、イベント協力者、並びにEVO Japan運営およびスポンサーの方々にお礼を述べさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。

1. サイドイベント概要

サイドイベントとしてはDay2(4/28)の10:00-19:00までをプレイアブルとし、
そのうち14:30~17:30の時間で事前登録者によるスイスドロー式トーナメントを開催しました。

トーナメントの詳細および結果はTonamelを参照ください。
野試合を含む試合の動画はYoutubeのプレイリストを参照ください。

2. トーナメント概要

トーナメントの内容については参加者以外の興味は薄いと思われるので、さらっとだけ触れさせていただくことにします。

2.1. 参加人数

参加上限16名の事前登録制で、16人埋まりました。正直埋まると思っていなかったので参加ありがとうございました。
今回の運営規模で回すのは16名規模ぐらいが上限かなと思っていましたが、実際見積もりの上限ぐらいで進行していました。

2.2. 使用機体分布

多い方から順に

機体名 機体数
ヘリオン 3
ソードマン 3
ヴァイス 2
ジャッカル 2
ガルディン 1
サイクロン 1
ゲイツ 1
タランテラ 1
レプトス 1
ライトニング 1

ソードマン意外に多かった。扱いやすさゆえか。
ヘリオン、ヴァイスは強さで1,2って感じですね。
扱いが難しいとはいえ、ブロディアが居なかったのが個人的には意外。

2.3. 使用コントローラー分布

種類 人数
レバー 14
レバーレス 1
パッド 1

古ゲーはアーケードであることが多いので、レバー多いはあるある。
とはいえ、海外では日本ほどアーケードゲームが普及していなかったため、海外だともう少しレバー以外の比率が上がりそう。

3. 費用関連

来年やりたいなーとか思った人向け。
とはいえ、今年と同じになるかどうかは不明なので参考程度。

3.1. 参加費

費目 金額(円) 説明
参加費 30,000 モニタ1台、椅子2脚、長机1台、LAN 1口、OAタップ(2個口)含む
追加椅子 1,000 1脚 500円。追加で申請

合計 31,000円
普通に丸1日小さい場所借りても、都内は2万弱はかかるし、機材やEVO内のイベントであるというネームバリューも考えると、激安と言わざるを得ない。
とはいえ、若手だとキッツいかもって金額でもある。参加費以外にも費用はかかるしね。

ちなみに、「〇〇の続編とかいつも待ってる。〇〇盛り上がらないかなー」の民は、
結構の割合で「〇〇 EVO Japan」とかで検索すらしないし、公式から参加タイトル一覧が発表されてもその中をタイトル名で検索しない人も多いので、反応があまりなかったとしても凹む必要は無い。
人間に期待しすぎてはいけない。
でも、出る気のある人は適度にXとか、各タイトルのDiscordサーバとかに流していれば見てくれてます。人間に絶望しすぎてもいけない。

3.2. 機材/消耗品費

以前から所有済みの機材もありましたが、新規にやるとしたらということでざっくり参考価格を記入しておきます。
PS4 1台 + ソフトはコミュニティ内で借りましたので含めていません。
コミュニティ内にゲーム機と本体無いのに大会開きたい!ってプレイヤーまず居ないと思うので置いときます。

費目 金額(円) 説明
ノートPC 90,000 17inchゲーミングノート。配信用。野試合使用も想定していたためスペック高め。
もうちょい安目でも行けると思う。
電源タップ 4,400 2口では足りないので。今回はこれを購入。
最小限で良ければもうちょい安くても良い
サウンドバー 22,000 モニタの音量足りない対策用。今回はこれを購入。
ハンディ拡声器 3,000 呼び出し用。これを購入した。
HDMIキャプチャ 31,000 配信用。これを購入した。
ダイナミックマイク 2,750 配信用。これ相当を所有していた。
名札印刷 180 運営用。セブンイレブンカラー印刷A4で3枚。
名札入れ 2420 運営用。50個入り。ちょっと大きかった。そして余った。
デスククリーナー 100 消毒用。アクリル破壊対策でアルコールじゃないタイプを。
電動ダイスカップ 1800 運営用。1P2P決め

合計 67430円

参加費と合わせると 98,430円。ざっくり10万円弱ってところでしょうか。

サウンドバーに関してはサウンドスプリッター と安目のスピーカー組み合わせたらサウンドバーの部分は1万強は安くできるとおもうし、 ノートPCも最低限配信できる程度のスペックなら今なら6万ぐらいでも行けそうなので、そうすると4万ぐらい削れて、6万弱?あればなんとかなりそう。

古参のおじがのさばっているのもアレなので、若人も新しいタイトル引っ提げて小規模でぶっこんでいきましょう。
なんなら、おじは相談するとなぜか協力してくれることが多いぞ。

4. 機材総評

4.1. あってよかったもの

  1. サウンドバー
    やっぱり、モニターの音量ちょっと足りなかったので多少パワーのあるスピーカーが必用でした。
  2. ハンディ拡声器
    あまり大きい音を出すのは迷惑なので、小さい声を大きくして喉のダメージ減らす、が主目的です。
  3. 電動ダイスカップ
    プレイヤー決めのじゃんけん、結構ぐだるので電動ダイスカップで奇数出したら選べるようにしました。
    手でサイコロ振るとどっかに行くこともあるので、電動ダイスカップお勧めです。

4.2. もうちょい抑えてもよかったなと思ったもの

  1. サウンドバー
    HDMIのゲーム機とHDMIパススルーのサウンドデバイスの相性は配線が楽なのでそれ自体はOK。
    ただ、探せばもうちょい安い構成はありそう。あと、80cmのサウンドバー持ち歩くのがいろいろ危うかった。
  2. HDMIキャプチャ
    パススルーと低遅延がクリアできればよかったので、低遅延分配器と安キャプチャとかでもよかったかもしれない。

5. やったこととか

5.1. 申請

申請フォームからテキストで申請。
規模も何もわからなかったので、とりあえず以下の内容で申請

  • Max16人のスイスドローで3時間弱で終わります
  • PS4のファイコレ使います
  • 対戦台2セット置きたいです
  • 配信したいです

アーケード筐体でしか遊べないタイトルに筐体は優先的に回したいし、
現在アーケードで盛んに遊ばれているわけでもないのにアーケード版に拘るのは良くないという個人的な方針。
あと、現行のファイコレの移植度が高く、唯一のトレモありなのでそれが売れた方がメーカーにも良いでしょ?ってのがある。
続編を望むが故の貢献ってこういう具体的に動くもんだよなーって考えもある。
当然ながら「こんなに頑張ったのになんで続編出してくれないの??!」みたいに言う気は微塵もない。
実用面で言うならアーケードの映像信号をコンバートしてキャプチャするより、PC版使うか家庭用をHDMIで取り込む方が配信が段違いに楽、という面もある。
イベントなんて生ものにトラブルはつきものだから要素は少なければ少ないほど良い。

5.2. 当選通知

3/4にメールで当選通知を受理。
多くのタイトルはこのあたりで通知を受けている。
これから遅れたタイトルは権利関係の確認で時間がかかっていた模様。

大会1か月半前の通知なので、これを見てから参加者が宿とるか決めるのはリッチマンじゃないと若干厳しいかも。
現実、会場の一番近くのホテルはダブルで25,000円とかだったので。
取るにしても、1時間圏ぐらいで探す感じか。最近はトコジラミ騒ぎもあったのであんま安い宿も危ない…。
安く良い宿をとるにはもうちょい早めに決まっているとありがたい。

また、サイドイベント自体は1団体につき1タイトルという決まりはないということ他の申請者を見て初めて知った。

5.3. Discordサーバへの加入

主催者連絡用のDiscordサーバへ招待されたので加入。
昨年度の物を使いまわしていたようである。
昨年度参加していた人が入りっぱなしだと見えちゃうのは良いのかな?と思ったがとりあえず様子見。
担当者にFAQはあるか問い合わせたが、その時点では特になかったため、サーバ内を検索して情報を集めたりしていたが、去年の情報がノイズになって結構整理しづらかった。

そのため、独自に質問表を作成して今年度で出た質問・回答については拾ってまとめた。
流石にチャットだと流れるし、今年のか?去年のか?ってやってるとみる方もしんどい。

5.4. 使用電力見積もり申請

3/5に確認された。回答期限は3/8。んん。短い。
特にフォームは無かったので、こちらで表を作って提出。
また、モニタは貸与の物を使用予定だったので、モニタのスペックを問い合わせ、結果をDiscord内で共有。
この質問、短い期限で回答が必用なら最初の申請時でも良かったのでは?という気はした。

5.5. 割り当ての通知

3/9イベントの割り当ての通知が来た。
開催日からすると、遅い感じはするが、当選通知から考えると結構早いと思う。
ここで、DAY2の終日で、スペースサイズは長机x1となることが通知された。
Day1は基本半日、Day2は半日と終日のイベントが混在。
基本的にはアーケード筐体使用イベントがリソースの関係で半日交代という形だったはず。
なお、長机は基本増やせないとのこと。

人数規模小さいから半日かなと思っていたので、終日は意外。
あと、16人で長机1個はキツそうだなと感じた。実際きつかった。
これに合わせて、実施計画を修正した。まぁ条件が不明だったので仕方ないところではある。
また、机のサイズが不明だったのでこれも問い合わせて、共有した。

当日、隣はIdol Showdownだったが、そちらは32名規模のトーナメントで机3つだったので密度に結構差がある。
とはいえ、この辺は直近の大会実績とかも考えたりすると思うので、割り当て自体に特に不満はない。
というか、Idol Showdownの運営さんはうちの隣を野試合専用にして、大会スペースが混じりにくいように対応していただけたのでありがたかったです。
不可抗力が多分にあるとは言え、スペース範囲に入りきれず多少なりともご迷惑はおかけしてしまったかなとは思います。

5.6. サイドイベント紹介文の提出

3/12昼締め切りとこれもいささか期間が短い。
事前に作成していた画像はアスペクト比がレギュレーションにあっていなかったため、作り直した。
この手のやることが決まっていることは事前に共有してくれていると手戻りが少なくて嬉しい。

5.7. 出展マニュアル公開

初版は3/26、最終版は4/19に関係者に公開された。 マニュアル内容に対する質疑応答がおよそ1週間ほど活発に行われていた。
多くの方は平日仕事をしていると思うので1週間ぐらいで収束したのは、結構早い方かなと思いました。
イベント主催者の多くがリテラシーが高い印象。
逆に言うと、リテラシー高い前提で話が進んでいた印象があるので、イベント主催経験が全くないと参加は厳しいなと思いました。

5.8. 場所確定

4/19に場所確定の通知があった。この時点ではまだマップを公開していないので発表は控えていた。
特に通知がなかったため公式のマップ発表を持って公開してよいと判断した。
マップ公開は4/26とEVO Japanの前日であった。

5.9. 想定不足

5.9.1. 当日の実況

3名ほどのプレイヤーに実況お願いしました。
大会進行と、PC操作に集中しないとちょっとまずかったので、これはもうちょいちゃんと事前に振っておいた方がよかったです。
(ちりじんむさんには振っていましたが…)
実況同士が当たる、他のサイドとの往復などを考慮するとマイク3人必要でした。

5.9.2. PCトラブル

配信用PCのタッチパッドの不調により急遽マウスを買いに行きました。
Windows Updatem周りでドライバ起因の問題のようです。
前日も一応確認して、ドライバ消して入れなおしたら復活したので油断していた。

5.7.3. 思ったより全然せまい

割り当てが狭いこともさることながら、会場内の入場人数が非常に多かったためあまりはみ出すこともできず、結構窮屈な思いをさせてしまいました。

5.7.4. スイスドロートーナメントが浸透していない

格ゲー界ではスイスドロートーナメントが浸透していなかったので、「次の対戦相手いつ決まるのか?」とか「2敗で終わり?」とか聞かれました。
この辺は、一見さんであまりいろんな大会形式に慣れてない方を想定するとマイナーな形式は避けた方が良いのかもというのが一つありました。
一方、試合数が多くて楽しかったという方も居たので一長一短ですね。
とはいえ、各型式の実力を十分に引き出したうえで、一長一短とか比較して言えるようには持っていきたいですね。

5.7.5. 配信トラブル

午前中の野試合配信中に、視聴者から配信のラグと音声ずれの報告があったため、設定を見直し配信をしなおしました。

変更前
映像 解像度 1920x1080, 5,000kbps
音声 192kbps

変更前
解像度 1280x720, 3,000kbps
音声 128kbps

おそらく、昼ぐらいから各サイドトーナメントの大会配信が増えてきて、会場内の帯域が足りなくなったのではないかと推測しています。
また、上記配信品質とは別ですが、ゲームの表示をインタレース風にしていましたが、配信時にリサイズが入ると汚い感じになってしまっていたので、アレはdot by dotの設定で良かったなと思いました。

6. 飯について

最後におまけになるが今回の会場での食事についてざっくり所感とか情報を。

6.1. 基本環境

会場のごく周辺にはコンビニをはじめ、施設がほとんどない。
飲食店となると、10分弱離れた有明ガーデン内の飲食店となるだろう。
往復20分とすると、ちょい待ちがあったり若干ゆっくりしたりすると、1時間弱は覚悟することになるので、長時間離れるのが厳しい人の利用は難しかったかと思う。

対策としては、事前に持ち込みをするなどが良いだろう。

6.2. キッチンカーis神

会場に結構な数のキッチンカーが入っていた。
混んでる時間は並びもそれなりにあったが、数としては十分だし、自分の食べたものも周りの話を聞いても味的にはよかったと思う。
この手のが割高というのはわかるが、立地と品質考えるとめちゃ納得なので非常に良かったと思います。

若者はおじにおごってもらおう
ちょっと、残念だったのはたまたまだったかもしれないけど、店の名刺をもらえなかったこと。
早い段階で名刺が切れてしまったのかもしれないが、そうでないとするとアピールチャンス逃しの可能性もあると思った。

6.3. 少し足を延ばすなら?

隣の市場前駅の水産卸売り棟が早朝からやってるので、朝早く海鮮をキメて出陣はありだったと思う。
ただし、市場なので日祝は休みなので、今回で言うとDay1限定の技であった。
市場前駅の千客万来は日祝もやっているが、観光価格で、リーズナブルな店は観光地ゆえに混むというので個人的にはリッチマン少人数で寄るならありかなという感じ。

6.4. さらに周辺を行く

全ての日に参加するわけではないとか、夕方からの大会だけ出ますみたいなケースで、空き時間でなんか東京っぽい物をキメたい場合。
いくつかピックアップ。

tabelog.com 門前仲町本店はめっちゃ混むので、ちょっと外して深川不動。
混んでる時間だと40分ぐらいは並ぶ。
特上はすぐなくなるが、上でもサイズがめちゃデカで十分飯テロできる。

tabelog.com ちいかわの聖地。
二郎なので時間帯によっては並ぶ。

www.shaketreetokyo.com 肉と肉で具材を挟むWild Outという頭がおかしくなりそうなバーガーが食える。

tabelog.com 格ゲーマーと光の戦士がよく訪れる焼き肉屋。
名前に反して牛がメイン。
とんつう.bot というおよそ、店を騙ってるような名前の公式アカウントでX上でも予約をすることができる。

6.5. 打ち上げやるなら?

打ち上げ後に帰る遠征者を考慮するとあのへんだと、新橋(東京に近い)に出るのがベスト。
新橋は飲み屋自体はめちゃくちゃ数があるのでグレードに拘り過ぎなければ、店探しには困らない。
泊りなどで時間に余裕があり、移動時間短めにしたいなら、豊洲経由で月島か門前仲町あたりも良い。

6.6. めちゃくちゃ関係ないけど秋葉原-御徒町周辺でおすすめの店

この近辺に6年ほど住んでいたので…。
基本的には秋葉原は中央通りから遠い店を選ぶというのだけ注意。
御徒町は流通の要ゆえ、夜勤のトラック運転手が朝から飲むので、朝から飲める(進次郎構文)。

ローカルでおすすめの店をピックアップ

tabelog.com 創作和食の店。
最近だと、創作、個室、肉バルあたりはNGワードになりつつあるがここは大丈夫。
土佐焼などの魚介中心、鰹以外も焼くので燻したい人向け。
日祝やって無い系。

tabelog.com 神田周辺の味坊系列の中から1点ピックアップ。
町中華よりは若干高めだが、全体的に旨く、羊系が強い。
基本無休。サイッキョ。

tabelog.com 秋葉原を中心に何店舗か存在するイタリアンバル。
生パスタがめちゃくちゃ旨い。
日祝やって無い系。

tabelog.com 御徒町周辺はインド人が多い。
リーズナブルな本格南インド料理。
地味にトマトスープが旨い。
不定休。錦糸町が本店。

tabelog.com 駄目系居酒屋。
焼き鳥 日吉屋みたいに書かれているが、どう見ても中華料理ですありがとうございます。
リーズナブルな値段で昼から飲めるので、ダメ人間に最適。
料理も値段の割に量が多くて、おいしい。
不定休。

tabelog.com スパイシー系カレー。
MEN会長のお店はキメたしなーって方にお勧め。
個人的には秋葉で一番好きなカレー屋。
平日夜は飲みも可能。アルコール自体は昼からも頼める。
日曜休み系。

tabelog.com PUNKも結構うまいって言ってた、アメリカンバーガー店。
アルコール入りミルクシェイクは珍しいと思う。
不定休。

tabelog.com おしゃれ中華。ワイン推し。
日祝休み。土曜も結構休み。ランチは平日のみとハードル高め。
でも、全体的に美味しいし、普通の中華やとは違った雰囲気を楽しめる。