最近はコロナの影響もあってか、あまり接触せず決済ができるキャッシュレス決済が大分浸透してきた感じがしますね。
まだまだ現金派の方も多いかと思いますが私は大分キャッシュレス決済に移行しています。
ということでなぜキャッシュレス決済に移行したのか、現状を踏まえ所見を述べたいと思います。
1.利用しているキャッシュレス決済
おもに私が利用しているキャッシュレス決済を以下に示します。
サービス名 | 種別 | メリット |
---|---|---|
楽天ゴールドカード | クレジットカード | 様々なサービスで決済金額の1%以上のポイント還元 |
楽天デビットカード | クレジットカード | 決済金額の1%ポイント還元 |
楽天Pay | QRコード決済 | 決済金額の1%以上のポイント還元 |
Kyash | プリペイドカード | 決済金額の1%ポイント還元 |
上記からお察しの通り、楽天系のサービスをよく利用しています。
メリットの項目からわかる通り決済金額(支払い金額)の1%程度以上のポイント還元が受けらるようにしているということがわかると思います。
また、口座引き落としや振込で払っていたものをカード払いに変えるところがほとんどなので手間もそんなにかからなかったり、振込などむしろ減っているケースもあります。
2.たかが1%されど1%
上記のようなサービスを利用することで、最低でもざっくり1%程度以上はポイント還元が得られるような環境は簡単に作ることができます。
「たかが1%でしょ?大したことないっしょ」と思われる方も居るかと思いますので計算で確かめてみましょう。
まずは年収を少な目に見積もって250万円としましょう。
この場合の手取りはざっくり200万円程度となっています。
この手取りをもってして「ぜんぜん貯金できない~」というのであれば90%は使ってしまっていると仮定します。
200万円 x 0.9 = 180万円
すなわちなんやかんやで年間180万円は使っている状態。これらすべてが1%還元されるとすると。
180万円 x 0.01 = 1.8万円
年間で18,000円、月になおせば1,500円(=18,000 / 12)は浮くことになります。
では、毎月1,500円ぐらいで受けることができるサービスってなんでしょう。
サービス名 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
水道料金 | 1,500 | 東京都だと2ヶ月で3,000円程度 |
格安スマホ | 1,480 | LINEモバイル音声通話付き3GBプラン |
1日分の食費 | 1,500 | 月の食費45,000円換算。参考(大都市圏の食費) |
これって、私は結構大きいと思います。というか、お金に困っているのにこの額がはした金というのであれば認識がかなり甘いです。
もちろん、支払のすべてを100%カード払いなどに置き換えられないかもしれません。
それでもかなりの金額が節約できることがわかると思います。
より収入がある人は、使う金額に比例してより大きな節約効果が見込めます。
3.具体的な置き換え方法
では、具体的な置き換え方法について例を挙げます。
3.1. 定期的な支払い
公共料金を引落にしたり、家賃を振込で支払っているケースは多いと思います。
最近ではこれらの多くがクレジットカードなどでの決済が可能になっています。
家賃に関しては、対応しているところとしないところがあるので確認が必要ですが、確認するだけタダですしやっていきましょう。
また、引っ越しを検討中の方は、カード払いができるかは実質的な値引きに相当するので考慮しても良いと思います。
--- 注意! ---
クレジットカードで定期的な支払をする際には、ちゃんとカードの枠が残るように注意してください。
仮に支払いが滞ると信用情報に傷がついて、カードを利用できなくなることがあります。
現代日本では節約をする際にクレジットカードが利用できないのは大きな不利を背負うことになります。
クレジットカードのショッピング枠に不安がある人は、高還元率のデビットカードなども使用するとよいです。
3.2. 普段の生活での支払い
最近はスーパーやコンビニなどでもクレジットカードでの支払いが普通になってきました。
年配の方ですと少額のカード払いに抵抗がある方も居ますが、最近はお店も慣れたもので100円の水一本でも顔色一つ変えずにカードで対応してくれます。
また、カードが使えなくてもPayPayや楽天PayなどのQRコード決済などで、間接的にカードでの支払えるお店も増えています。
キャッシュレス決済の利用率を増やすと、ATMでお金を引き出す回数が減るため、ATM利用手数料も節約することができます。
最近は、スマホやPCでインターネットから利用履歴がすぐに見れるので家計の管理にも便利で、「カードにするといくら使ったかわからなくなるので使い過ぎる」というのはもはや過去の話です。
この環境で、使い過ぎるのであればカードが悪いのではなく単純にだらしないだけです。
4.カードとかって危なくないの?
クレジットカードに関しては不正利用などの、危ないイメージがある方も居るかと思います。
ただ、一般的にデビットカードやカードには保険がかかっていて、不正利用をされてしまった場合でもお金が戻ってきます。
詳しくは各カードの契約内容を確認する必要がありますが、
クレジットカード : 過去60日
デビットカード : 過去30日
は保険でお金が返ってきます。
現金は不正利用がないかというと、すられたり、財布を落としたときに現金が抜かれたりと、形は違えどありますし、これらの場合は現金を取り戻す手段は多くの場合は無いといえるでしょう。
まとめ
今回はクレジットカードなどのカードを中心に、キャッシュレス決済をうまく使うとそれほど手間をかけなくても無視できないくらいの金額が返ってくるよーという話をしました。
もちろん、今回の例は最低ラインに近い話なので、工夫をすればもっと多くの節約が可能です。
これを機に、支払の方法、見直してみてもいいのではないでしょうか?
それでは今回はこの辺で。