わくわく計算ライフ

ドムプラをキメつづけるブログになりつつある。

リモートワークにオススメなモニタを考える

色々あって更新を止めていたが、再開。
この1年でコロナ禍でリモートワーク化したこともあり、「自宅にもモニタを買わねば!」な方が増えたかと思います。
ITエンジニア界隈の方はまぁ「好きにいろいろ買えばいいと思うよ」って感じなのですが、コンピュータは使うけどITエンジニアからちょっと遠い方とか、駆け出しのエンジニアとかの方に参考になれば。

結論から申し上げますとゲーミングモニタを買え!ということになります。
その理由と、それ以外の重視する機能などについて説明します。

1. HDMIポート入力が複数ある

実はPC以外にも案外、HDMI出力の機器をつなぎたいときが出てきます。
たとえば

  • スマホ(最近はPCに出力できるやつがある)
  • デジカメ
  • 他のPC(社用PCとか)

など。これらを追加でつないで切り替えて使いたいとなるとHDMI入力が複数あるモニタが必要なのですが、この制限で選ぶとゲーミングモニタになります。

1.1. 一般的なモニタは同じ入力は複数無い

一般的なモニタの入力構成は以下のような感じです

  • VGA(最近は無いのも多い) x 1
  • HDMI x 1(miniとかの場合も)
  • DisplayPort x 1
  • USB Type-C(モバイルモニタだと結構ついてる)

とまあ、いろんな種類を1個ずつというのが多いです。
よって複数のHDMI機器を切り替えて(抜き差ししないで)使いたいという場合は基本的にゲーミングモニタになります。
多分、PCとゲーム機がつなぎっぱなしで切り替えて使うみたいな想定なんでしょう。

1.2. シングルボードコンピュータにも最適

RaspberryPiやJetsonといったシングルボードコンピュータを使っている人は、sshが通るまではモニタ使いたいということもあると思います。
そういう時にメインPC側を抜かなくて良い追加のHDMI入力は便利。捗る。
2画面構成であっても抜き差しの手間が少なくなるので良いです。

2. ピボット(回転機能)がある

モニタが90°回転して縦にもできる機能。
これ、趣味人向け機能かなと思っていたんですが意外に良い。
作業においては優先度高い項目だと思います。

2.1. ケーブルを指すときに楽

一般的なモニタはケーブルが背面から下向きに生えていると思います。
そのため、抜き差しの際に下から覗くのが結構だるい。
HDMIとDisplayPortのどっちがどっちとか、表向きとか裏向きとか結構確認めんどくさいですよね。
ピボットのあるモニタであれば90°回転させて横から挿してしまえば楽勝。

2.2. 文書を読むときに便利

ITエンジニアだと特にですが、横書きの文書を読んだり書いたりする機会が多いと思います。
その時に縦画面で縦長に画面を使ってやると、捗ります。
コーディングの際はその他パーツの配置具合にもよるのでもうちょい個人差出ますが、コード眺めるだけなら縦画面の方が楽です。

2.3. 縦シューが大きくできる

縦シューを画面いっぱい使えるのは良いですね。
最近だとCapcom Arcade Stadiumの19XXとかを遊んでいたりしますが、気軽に縦にできるとうれしいです。
ちなみに縦画面ゲームをやる方への考慮かゲーミングモニタもピボット対応製品が多いので探しやすいと思います。

3. スリムベゼル(枠が小さい)は要注意

最近は極限まで外枠が無いモニタも結構あって、スペースが広くなったりオシャレだったりして結構おすすめではあります。

ただ、作業用のモニタの1つは枠がちょっとはあった方が良いケースがありました。それは

モニタ上につけるタイプのWebカメラを使用する場合

当時使用していたのはEizoのフレームが2mmぐらいのタイプだったんですが、Webカメラを乗っけるとブラウザのタブに被って邪魔でした。
この場合はカメラをスタンド置きにするかモニタの上になんかつけるか、そもそも枠が多少あるタイプを買うかの3択になります。
ダライアスがしたい方はカメラ側で対応してスリムベゼルを2台並べるか、ウルトラワイドのモニタを買いましょう。

4. 解像度はどのくらい?

メインモニタと同程度にそろえておくのが良いとは思います(ノートPC使っている場合はノートに合わせるなど)。
それ以外だと現在の選択肢ではFullHD(2K) か4Kかというところで悩むと思いますがそれについてちょっとだけ解説します。

4.1. 映像系なら4K以上

映像系のクリエイターだと4Kとか8Kのモニタの威力は十分に発揮できると思うのでお勧めです。
(色キャリブレーションがちゃんとしているかとかも別途あるとは思いますが)。 同様の理由で映画を綺麗に見たい方なども。
動画も見る場合は液晶の応答が良い方が良いので、ここでもゲーミングモニタが選択肢になるでしょう。

4.1. 文字を読むなら2Kで十分

というか27インチ程度のモニタだと4Kで表示すると文字が相当小さくなってしまって、読むのが辛い可能性があります。
4Kで文字を読むなら予算はかなり増えてしまいますが30インチ越えを狙いましょう。

5. で、結局買ったモニタですが

先述のEizoのスリムベゼルモニタがお亡くなりになったので(多分衝撃かなんかが原因)、モニタを買いました。

50,000円チョイですね(少し奮発)。WQHD(2560 X 1440)と若干Full HDより大きい画面です。
ASUSが好きなので…お布施したい気分で。
発色や応答は良いしピボット周りが回しやすくて良いです。
ちょっと重いので持ち運びには不便ですかね。
内蔵のスピーカーはまぁお察しですが、モニタにスピーカーを求めてはいけない。